『AceHotel京都』

私は年に1度は特別なホテルや旅館に泊まるようにしています。
観光が目的なのではなく、ホテルや旅館に滞在することが目的です。
内装や家具が好きだから、というのもあるのですが、
非日常が手軽に味わえるというところに魅力を感じています。
最近は、ずっと行きたいと思っていた『AceHotel京都』へ行ってきました。
エースホテルは、シアトルに誕生し、アメリカとヨーロッパで展開するホテルです。
私がエースホテルを知ったきっかけは、ニューヨークのエースホテルを雑誌で見た事です。
ホテルに集ったアーティストやクリエイター、そして地元住民の間で自然多発的に交流が生まれ、それが街に新しい力を与えていったというホテル。
音楽イベントも手掛けていた創業者が仲間のためにつくった最初のシアトルのホテルでは、アーティストが置き土産のように壁に絵を描いたりも…
私はこういったストーリーがとても好きなのです(笑)
エースホテル京都も、各地のホテルと同じように、京都の自然や文化にインスパイアされたデザインとなっており、日本の職人・作家の手になるものが随所に配されており、和洋折衷なデザインが絶妙でした。
中でも私が気に入ったのが、ホテル内にある『スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ』の厨房内の壁のタイルです。
とても印象に残っていて、帰ってきて調べてみると、
『工房の片隅に棄てられていた信楽焼の釉薬のテストパネルを、コミューン・デザインが気に入りおしゃれな壁に変身させた』とのこと。
ちなみに『コミューン・デザイン』とはホテル空間をデザイン監修したLAのデザインチームだそうです。
流石です…
色々うんちくを垂れてしまいましたが、ホテルの備品やサイン、部屋にレコードプレイヤーやギターや五線譜まで置いてあったりと、日常を忘れて胸をときめかせてくれるアイテムやデザインが随所にちりばめられており、『非日常が手軽に味わえる』という事をホテルに求める私としては大満足のホテルとなりました。
ちなみに、宿泊はしなくても、レストランやカフェ、ホテルのロビーは気軽に入れるようになっているので
京都へ行かれる際はオススメです。
コロナが終息したら、エースホテル京都ならではのアートに纏わるワークショップやイベントが沢山あるようなので、随時チェックしていこうと思っています。